【開催報告】5/29 SRカフェ を開催しました!

5/29 SRカフェ
~本格稼働 NPOのSR 信頼され、共感を得続ける組織へ~
を実施しました!

去る5月29日(土)、NNネット2010総会記念フォーラムとして、
「SRカフェ ~本格稼働 NPOのSR 信頼され、共感を得続ける組織へ~」
を開催しました。

●まずはランチ&情報交換会でそれぞれ自己紹介をした後、
NNネットの趣旨に共感してくださったアカペラユニット・XUXU(シュシュ)さん
のミニライブを開催!

NNネット会員である特定非営利活動法人 難民を助ける会
のテーマソング「地雷ではなく花をください」を熱唱いただきました!

その後はパネルディスカッション&情報交換会。

●ISO26000 規格づくり日本NGOエキスパートである黒田かをりさんから
・ISO26000の特徴や概要について
・5月17日~21日までコペンハーゲンで開催されたISO26000第8回総会
についてお話いただきました。
コペンハーゲン総会では、各国から寄せられたコメントと総会での議論
を反映させた修正ドラフトが決議され、今後最終国際規格原案が作成、
回付された後、参加国にて投票。
3分の2以上の賛成票があれば、2010年12月頃、ついにISO26000が発効
されることになります。

●ソニー株式会社CSR部 統括部長、ISO26000タスクグループ2
(コミュニケーション)コンビナーである冨田秀実さんからは、
「ISO26000の現在、過去、未来」と題して、
・ISOでSRを開発する根拠、
・ISO 26000規格開発の運営・検討体制
・これまでの経緯
についてご紹介いただきました。また、
・ISO26000発効後の体制
について、国内外でどんな議論があるのか、お話いただきました。

ISO26000は、ISO中央事務局が普及促進の責任を負い、有償にて配布されること、
ワーキンググループの主要メンバーによるPPO(Post Publication Organization)を
設置、各国で国内委員会を維持させることに期待があり、
各国で普及する時のガイダンスとしてCommunication Action Plan が共有されました。
日本ではステークホルダーごとの普及のメカニズムが働くのではないかと予想され、
経団連や、我々NPO/NGOセクターの普及促進にも期待が持たれています!

そして、
●特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC) 代表理事
谷山博史さんからは、
・JVCの成り立ちと組織の変化
・組織の変化に伴う運営体制の変化と悩みについて
共有いただいたことで、「ボランティア」を「組織」としてどう責任を担う主体に育てていくか、
というお話を伺いました。

●第二部は、ワールドカフェ形式で、
「あなたはISO26000やSRの考え方をこの後どのように活用しますか?」
について意見交換。
さまざまな意見が飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。