特定非営利活動法人かものはしプロジェクトの取り組み

  1. あなたの団体の基本データを教えてください。

    • 団体名:特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
    • 設立年:2002年
    • 職員数:約48人(2015年8月時点)
    • 主な活動場所:インド、カンボジア、日本
    • インドでの活動の様子

      活動内容:『子どもが売られない世界をつくる』というミッションのもと、子どもの人身売買を防止する活動を行っています。カンボジアでは、最貧困層の女性の雇用創出となるよう農村でハンディクラフト工房を経営や法執行力を強化するための警察訓練支援を行っています。2012年には、被害が深刻なインドへ活動範囲を広げ、売春宿にいる子どもたちの救出、リハビリテーション、社会復帰支援およびアドボカシー活動に取り組んでいます。

  2. あなたの団体がSR向上のために取り組んでいることを箇条書きで教えてください。

    ISO26000の7つの中核主題ごとに、年次計画を立て取り組んでいます。

    • 組織統治については、経営と事業運営の透明性および進化を重視し、ガバナンスの強化や権限委譲の促進、経営計画の定期的な見直しなどを、体制づくりとルール整備により着手しています。
    • 労働慣行については、形骸化していた労務諸規程を改定しました。対象職員、労務担当、顧問社労士の間で情報共有と規定の運用ができるよう、改定プロセスに関係者を巻き込みながら整備を進めています。
  3. SRに取り組み始めた経緯や動機を教えてください。

    NSR研究会への参画につき声をかけていただいたことがきっかけです。ISO26000に対する他団体の取組やガイドライン自体への理解を深めていくにつれ、SRの取り組みは当団体にとっては「組織基盤づくり」と同じであることに気づきました。

  4. どのような体制で取り組んでいますか?組織内での位置づけを教えてください。

    年次計画の振り返り会議の様子

    取り組みをはじめて今年で3年目になりますが、経営企画・管理部門マネジャー(NGOの「事務局」に相当)が計画と振り返りを主導し、同じく日本事務所に拠点を置く広報・ファンドレイジング担当マネジャーとともに、推進しています。年次の計画内容の承認と振り返りにあたっては、担当者間で作成とフィードバックを実施の上、組織内の執行委員会に相当する意思決定機関で報告しています。

  5. 現在までの取り組んでよかったことと大変なことを箇条書きで教えてください。

    <よかったこと>
    • SRへの取り組みを「手段」として、そのとき組織に必要なルールや体制づくり、企画立ち上げに着手することができ、結果としてこれら取組みが「組織基盤強化」につながっています。
    • 総会などで継続的なSRへの取組み報告を通じて、支援者の方々が安心して寄付できる団体としてご認識いただけるなど、職員が取組むにあたって励みになるようなコメントをいただくことがありました。
      <大変なこと>
    • 規程整備など理事会の意思決定を必要とする事項もあるため、案件着手から承認、運用までに多くの人の巻き込みと時間を要し、各担当者に相当のエネルギー量と忍耐が求められることも多々あります。
  6. SRについて対外的に発信している情報があれば教えてください。

    年次報告書(2012年度)でかものはしの「社会的責任」への取り組み方針を紹介しています。

  7. 今後の計画を教えてください。

    今年度は、ガバナンス強化につながる各種施策や体制整備を行うとともに、人権保護やファンドレイジングの方針策定を行い、対外部に対する団体の在り方を積極的に発信していく計画です。また、マイナンバー制度の導入にあわせ、文書管理やセキュリティの見直しに取り組み、職員・インターンへの啓発に取り組みます。

(2015年8月時点)

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