「SR川柳大賞」 ~あなたのウィットが社会をよくする~ 受賞作品とコメントのご紹介

今回、初めての試みとしてNNネットが募集をした「SR川柳大賞」には、北海道から沖縄まで、170名の方から406作品もの応募をいただきました。

各賞の選定にあたっては、事前に幹事会にて厳選した10作品の中から、11/1に開催されたSRセミナー参加者全員にご投票いただいて「大賞」1作品を決定し、さらに「ソトコト賞」1作品、「審査員特別賞」3作品は、それぞれソトコト様と審査員の審査によって決定しました。受賞された皆さま、本当におめでとうございました!

ここでは、大賞受賞者から頂いたありがたいコメントと、「ソトコト賞」および「審査員特別賞」の各プレゼンターからのコメントをご紹介します。また、惜しくも選には漏れてしまいましたが、大賞にノミネートされました残りの5作品をご紹介します。

大賞 受賞者からのコメント

「責任は 取るものでなく 果たすもの」
かじー(NPO,鳥取県)

「SR川柳大賞」大賞作品

NNネットの皆さま、そして私の作品にご投票・ご祝福いただいた全ての皆さま

鳥取県在住で、plusus(プラサス)というまちづくりNPOをしております、かじーと申します。この度は、素晴らしい賞とLUSHさんのこれまたステキな副賞、そして障がい児者クラブさんの凛とした力強い書道作品を頂戴し、誠にありがとうございます。

「SR」の理念に大変共感いたしまして、もっと社会に浸透していってほしいとの祈りと、「社会に対して、責任を果たせているか?」という自らと自組織への戒めの念を込めて、応募いたしました。

NNネットの皆さまの、そしてSRに関わる方々の益々のご活躍・ご発展をお祈りしております。私もSRの担い手として、精進してまいります。本当にありがとうございました。

特定非営利活動法人plusus かじー

ソトコト賞 プレゼンターからのコメント

「責任は 唱えるだけでは 無責任」
散歩(個人,千葉県)

ソトコト編集部の山本です。今回の『SR川柳大賞』のなかで、「ソトコト賞」という貴重な枠をいただき、みなさんの作品を拝見させていただきました。「ソトコト賞」に選出させていただいた、ペンネーム散歩さんの一句。

責任は 唱えるだけでは 無関心

社会を変えたり、物事を動かすのは、実際に行動することだという散歩さん思いが強く伝わってきたため、選ばせていただきました。今後も、川柳という身近なツールを使って、社会のこれからについて考え、行動していっていただきたいと思います。

ソトコト編集部 山本様

審査員特別賞 プレゼンターからのコメント

「公開は 先に立たせて いい組織」
いしざわ こーど(個人,茨城県)

「法人も 人格問われる 時代です」
小柴徳明(NPO法人明日育(あすいく),富山県)

「責任を 果たして組織 伸びて行く」
温州みかん(個人,神奈川県)

このたびは、すばらしい作品をご応募くださり、本当にありがとうございました。
大切なことは、難しい・大変だと思われることが多いのですが、それを身近に感じていただくために、ご応募いただいた作品を、いろんな場面でご紹介させていただければと存じます。
せっかくいただいた作品なので、返歌でお礼を申し上げます。

公開は 先に立たせて いい組織
恥ずかしくても、隠すことなし

法人も 人格問われる 時代です
こたえることこそ レスポンシビリティ

責任を 果たして組織 伸びて行く
売り手も買い手も 世間もよろこぶ

IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 川北 秀人

* * *

第1回SR川柳にご応募頂きありがとうございました。
「SR」というカタいテーマにウイットをきかせたステキな作品をお創りくださったことに、心から感謝します。

SRの普及は手段であって、目的ではありません。
私たちはこれからもより良い社会をめざして、地味だけど明るく、一歩ずつだけどしっかりと、いただいた作品に負けないウイットとともに、社会的責任向上のための歩みを進めていきたいと存じます。

ご応募・ご受賞を機に、これからもSRをテーマにした活動に関心を寄せ続けていただければ幸いです。

ダイバーシティ研究所 田村 太郎

* * *

このたびは、第1回SR川柳にご応募頂きありがとうございました。
北は北海道から南は沖縄まで全国37都道府県、170名の方から400件以上のご応募をいただいたということは、嬉しい想定外となりました。主催者冥利に尽きます。

応募作品を審査する中で、皆様が関わっていらっしゃる組織やコミュニティの多様さがわかりました。作品に込められた、お一人おひとりの年代や立場に応じた多様なSRへの想いもたっぷりと鑑賞させていただきました。
想いは多様でも、自分や他者、組織や社会が感じている今日の違和感や居心地の悪さを、対話や協働を通じてよくしていくぞ!という願いは、皆さんと共有していると思います。

ぜひ、折に触れこれらの入賞作品を口ずさみながら、共通の願いの実現に向け皆で取り組みましょう!
よろしくお願いします。

国際協力NGOセンター(JANIC) 松尾 沢子

大賞ノミネート作品

「会社人 であるより前に 社会人」
鈴木寿男(個人,茨城県)

「SR 最大の敵は 無関心」
萩原久子(個人,群馬県)

「誠実な 組織を社会は 裏切らない」
氷川の杜(埼玉医大,埼玉県)

「責任を 果たす土壌に 咲く自由」
立岡 勢津子(個人,埼玉県)

「黒は黒 言える職場に 陽があたり」
風来坊(個人,千葉県)