2012年国連持続可能な開発会議(リオ+20)にむけて意見集約会を実施

2011年10月7日(金)16:30~18:00 日本NPOセンター会議室にて、2012年国連持続可能な開発会議(リオ+20)にむけて、国内準備委員会がまとめようとしているインプット文書へのNNネットとしての意見集約会を行いました。
(インプット文書などはこちらに掲載されています:「リオ+20国内準備委員会 ウェブサイト」 http://www.mri.co.jp/SERVICE/thinktank/kankyou/2030913_1458.html)

 リオ+20とは、1992年に初めて国連規模で開催した「国連環境開発会議(地球サミット)」から20年後となる2012年6月に、リオ・デジャネイロ(ブラジル)にて再度開かれる「国連持続可能な開発会議(以下、リオ+20)」のことです。

 このリオ+20に向けたプロセスはISO26000を策定するプロセスと似通っている箇所があり、ステークホルダー間の対話を行う場として「リオ+20国内準備委員会」が設置されました。NNネットは国内準備委員会に星野智子を代表協議者として選出していることから、NNネットとして「マルチステークホルダーや民間の参画、NPOの役割などについて」意見提出を行いました。

NNネットとして提出した意見(一部):

■「民間参画」の部分にすべてのメジャーグループを明記するべきである。
■政府だけが議論の場を設定するのではなく、各セクターと対等に協働して参加の機会を確保し、市民参加を進めることが重要と考えることから、「マルチステークホルダー対話を重視し、各ステークホルダーとともに参加の機会を確保し、積極的に議論に参加する。」よう修正を要望する。

 集約会でまとめられた意見はリオ+20国内準備委員会事務局に送られます。そして、国内準備委員会で議論・合意された文章が11月1日までに国連に提出される流れになります。

 ISO26000の7つの中核主題には「人権」「環境」などが含まれていることや、国連への提出などもマルチステークホルダープロセスが登用されています。NNネットとしてもリオ+20への意見発信を行っていきたいと思います。