SRフォーラム2012―社会的責任(SR)から社会的信頼(SR)へマルチステークホルダープロセスで実現する持続可能な社会
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SRフォーラム2012
―社会的責任(SR)から社会的信頼(SR)へ
マルチステークホルダープロセスで実現する持続可能な社会
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2012年5月17日(木)、18日(金) 東京・早稲田
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保健医療、まちづくり、環境、国際協力、子ども、障害者…NPO/
NGOはそれぞれのミッションに基づき、社会課題の解決や持続可能
な社会づくりに取り組んでいます。そのためには企業・行政・国際
機関・研究、教育機関・消費者団体などと連携して取り組むことも
少なくありません。
日々地域の課題に果敢に取り組むNPO/NGOは「気づいた人」が取り
組む活動からこれらの多様なステークホルダーと「一緒に気づき、
一緒に取り組む」活動へと活動の幅が広がってきました。
このように多様なステークホルダーが、課題解決のための行動計画
や目標についての合意形成を行っていく枠組みやその過程のことを
「マルチステークホルダー・プロセス」と言います。多様な課題に、
対等な参加と責任を分担し、対話と協働で挑むことがその特長です。
私たち、社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(通称:NN
ネット)は、2008年5月1日の発足以来、「マルチステークホルダー・
プロセス」の普及や実践を重視しています。取り組みのひとつが世
界初の「組織の社会的責任(SR)」規格ISO26000への関わりです。
この策定に、NPO/NGOのネットワークとして参画してきました。
また日本国内では、政府も対等な立場で参画する「社会的責任に関
する円卓会議」が着実に実施されており、NNネットから代表協議者
が参加しています。
今年度、NNネットは5周年を迎えます。今回のフォーラムでは、NN
ネットがこれまでに実践してきた「社会的責任」に関する具体的
な取り組みを、実践者のみなさまと共有し議論します。特に「人」
が中心となり、「人」が大切にされるための組織の社会的責任につ
いて考える場を持ちます。世界の最新動向を踏まえ足元の私たちの
組織のありようを振り返りながら、みなさまとともに前進する機会
として開催したいと思います。
みなさまのご参加を、お待ちしております。
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SRフォーラム2012
―社会的責任(SR)から社会的信頼(SR)へ
マルチステークホルダープロセスで実現する持続可能な社会
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日 時:2012年5月17日(木)10:30-17:40(交流会18:00-20:00)
2012年5月18日(金)13:00-17:15
場 所:早稲田奉仕園
(〒169-8616東京都新宿区西早稲田2-3-1)
地図:http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
交通:東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩約5分
参加費:会員5,000円、非会員7,000円、学生3,000円
(1日券)会員3,000円、非会員4,000円、学生2,000円
お申込:以下のフォームよりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/43339afa193411
または、氏名、団体名、電話番号、メールアドレス、
参加種別(会員/非会員/学生)、参加日(両日/一日)、
参加希望分科会をご記入の上、メールまたはFAXでお申込
ください(メール:office@sr-nn.net FAX:03-3510-0856)
主 催:社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)
共 催:NPOサポートセンター、大阪ボランティア協会、環境パー
トナーシップ会議、国際協力NGOセンター(JANIC)、参画
プラネット、CSOネットワーク、ダイバーシティ研究所、
難民を助ける会、日本NPOセンター、IIHOE [人と組織と
地球のための国際研究所](五十音順、法人格略)
◇プログラム◇===============================================
※詳細情報は随時公表していきます。
■【5月17日(木)】
◆10:30-12:20 全体会
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「マルチステークホルダーエンゲージメントが導く問題解決~
地域・国際的な視点から人権の主流化を目指して」
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白石氏より国際的な「人権」の議論をご紹介いただきます。
また、国内でマルチステークホルダープロセスを通じて、
「人」に関わる問題解決に取り組んでいる団体の事例をご紹介し
ます。
≪基調講演≫
白石 理さん(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター)
≪事例提供≫
1.「子どもの人権を守るために実践されているマルチステーク
ホルダー・プロセス」
発表:石井 花梨さん(社会福祉法人 カリヨン子どもセンター 事務局長)
2.「従業員・顧客を含むマルチステークホルダー・プロセスで
人権の主流化に取り組む」
発表:秋山 映美さん
(株式会社ラッシュジャパンキャンペーン担当)
≪フロアディスカッション≫
コーディネーター
黒田 かをり(一般財団法人CSOネットワーク理事・事務局長)
◆13:20-15:20 分科会1
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A)社会的責任のための円卓会議「人を育む基盤の整備」
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セクターを問わず、地域の課題解決を担える人材育成の必要性から
各所で様々なとりくみが行われているところです。
この分科会では、NPO・NGOの取り組みが契機となり
地域や社会の協働での人的基盤整備へと波及している実例を
通じ、多様な主体の参画のもと、協働で取り組むことの
ポイントをご紹介します。
<登壇者>
・伊藤 章さん(特定非営利活動法人市民教育のためのサービス・
ラーニング・クリアリングハウス)
・岸田眞代さん(特定非営利活動法人パートナーシップ・
サポートセンター)
・古賀桃子さん(特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター)
・村上千里さん(認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の
10年」推進会議(ESD-J))
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B)事例から学ぶ「持続可能な地域づくり」と「地域円卓会議」
~SR円卓会議報告「持続可能な地域づくり 1」
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「持続可能な地域づくり」を実現するために、社会的責任のた
めの円卓会議の協働戦略に「地域円卓会議」が織り込まれた経
緯とともに、先行事例となった「地域円卓会議in茨城」や、千
葉県の「県民活動促進事業」(国の新しい公共支援事業)での
取り組みなどの事例を交え、地域の多様な課題に、多様な主体
による協働で取り組む意義とポイントをご紹介します。
<登壇者>
・山田 智志さん(千葉県 環境生活部県民交流・文化課 交流事業室)
・横田 能洋さん(認定特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ)
・川北 秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所])
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C)「世界初のSR国際規格「ISO26000」で他セクターとの協働を進める」
~ISO26000と国内規格・JISZ26000とは
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社会的責任(SR)に関する規格として、2010年11月に「ISO260
00」が発行しました。日本国内では、2012年3月21日に日本工
業規格JIS Z 26000として制定され、今後ますます日本社会で
の注目度は増していくことが予想されます。世界初のマルチス
テークホルダープロセスにより策定されたISO規格とJIS規格の
双方の策定プロセスに参画した方を講師に迎え、規格の意図や
ポイントについてご紹介します。
<登壇者>
・関 正雄さん(公益財団法人 損保ジャパン環境財団)
・筒井 哲朗さん(特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会)
・黒田 かをり(一般財団法人CSOネットワーク) ほか
◆15:40-17:40 分科会2
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A)マルチステークホルダーで地球規模の課題に立ち向かう
~SR円卓会議・地球規模課題WG(ワーキンググループ)
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「フェアトレード」「児童労働」「BOPビジネス」「ミレニア
ム開発目標(MDGs)」「森林」「低炭素社会」「生物多様性」
の7つの課題解決に向けた、7つのセクターでの取り組みと、そ
こから見えたマルチステークホルダープロセスの効果と課題を
ご報告します。また当WGをきっかけにマルチステークホルダー
からなる国内準備委員会が設立された、今年6月に開かれる
リオ+20についてもご紹介します。
<登壇者>
・鈴木 宏二さん(日本労働連合総連合会)
・金井 司さん(三井住友信託銀行株式会社)
・水澤 恵さん(特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター)
・星野 智子(一般社団法人環境パートナーシップ会議)
・堀江 良彰(認定特定非営利活動法人 難民を助ける会)
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B)「地域円卓会議」をつくってみよう!
~円卓会議報告「持続可能な地域づくり 2」
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先の「事例から学ぶ『持続可能な地域づくり』と『地域円卓会
議』」(分科会1-B)を受けて、地域で円卓会議を企画・設立
し、運営しながら持続可能な地域づくりを進めていくためのポ
イントについて、実際に企画案を作成しながら学べるワーク
ショップです。「新しい公共」支援事業の終了後に、どんなし
くみを地域に残せるのかを考えたい方に、特におススメです!
<登壇者>
・平田 裕之(一般社団法人 環境パートナーシップ会議)
・川北 秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所])
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C)社会に信頼されるNPO/NGOを目指して
~NPO/NGOのSR取組み事例紹介
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ISO26000がNPO/NGOの運営にどのように影響するのか、今後どの
ように取組みを始めていけばよいのかなど、NPO/NGO自身の社会的
責任について、各地での実際の取組み事例をご紹介しながら参加者と
ともに考えます。
<登壇者>
・石原達也さん(特定非営利活動法人岡山NPOセンター)
・中村奈津子(特定非営利活動法人参画プラネット)
・松尾沢子(特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター)
◆18:00-20:00 交流会
■【5月18日(金)】
◆13:00-15:00 分科会3
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A) 多様性豊かな、誰もが排除されない社会」のために私達が
できる具体的なこと―調査、比較、課題解決に向けたアクシ
ョン―SR円卓会議「ともに生きる社会の形成」WG
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「ちがい」を認め合い互いを支えあって、誰もが人間らしく幸
せに暮らせる社会とは?現在、マルチステークホルダーで作成
中の「暮らしやすさの指標」は、暮らしにくい現状を「見える
化」するためのツールです。その『16の指標(仮)』を本邦初
公開!また、指標づくりメンバーのひとつ消費者団体より、調
査から課題解決につなげる具体的な事例を紹介します。後半は
北茨城の地域円卓会議から、マルチステークホルダーで取り組
みつつある「震災避難者支援」の実践についてご報告します。
<登壇者>
・吉田 拓野さん(内閣府政策統括官付参事官付参事官補佐)
・矢野 洋子さん(東京消費者団体連絡センター)
・横田 能洋さん(認定特定非営利活動法人茨城NPOセンター・コモンズ)
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B) ISO26000時代のステークホルダー・エンゲージメント
~企業とNPOの関わりから考える
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ステークホルダー・エンゲージメントに関する企業の取り組み事
例と、バリューチェーンにおいて企業に働きかけを行うNGOの取
り組み事例を紹介します。
・山口 智彦さん(CSRレビューフォーラム)
・金田 晃一さん(武田薬品工業株式会社
コーポレート・コミュニケーション部)
・岸本 幸子さん(特定非営利活動法人パブリックリソースセンター)
他調整中
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C)企業のためのISO26000実践ワークショップ
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先進企業におけるISO26000の経営実践事例の紹介と、ISO26000
を自社経営に当てはめるミニワーク
・岩原明彦さん(株式会社デンソー)
・川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所])
◆15:15-17:15 全体会
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「社会的責任とNPO/NGO~これまでの5年とこれからの5年」
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2日間のフォーラムを皆様とともに振り返ります。各分科会か
らの報告を受けフロア全体でこれからのNPO/NGOのありかたを
考えることで、持続可能な社会づくりに向けてともに前進する
機会としたいと思います。