「人を育む基盤の整備」旧ワーキンググループは、持続可能な社会の実現にはそれを支える責任ある主体が必要であるとの認識のもと、このような人材を各主体が育む基盤を整備する目的で作られました。多様な主体が集まり、協働していくことで各主体が持つ情報、問題認識、資源、経験を持ち合い、持続可能な社会を支える人材育成に必要な効果的な教育とその実践を実現できると考えています。なお、人材育成にあたっては、消費、金融、環境、開発、労働、地域づくりなど各分野にわたって総合的な市民教育を展開していきます(「安全・安心で持続可能な未来に向けた協働戦略」平成23年3月23日 社会的責任関する円卓会議より)
 この旧ワーキンググループは、消費者グループの古谷由紀子さん(NACS)と事業者グループの斎藤仁さん(日本経団連)が主査となり進めています。同旧ワーキンググループは、消費者グループ、事業者グループ、NPO/NGO(NNネット有志会員)、労働グループ、政府グループ、金融グループより参加を得ています。また協働プロジェクトとして、2010年度より文部科学省が開催する消費者教育フェスタへの参加(2010年度東京開催、2011年度東京と岐阜開催、2012年度東京と神戸開催)、「持続可能な開発のための教育(ESD)」をマルチセクターで進める+ESDプロジェクトへの参加や協力を行っています。
 また、旧ワーキンググループでは、「持続可能な社会を担う人材育成の原則」について検討を深めています。